WordPressは既製テーマで十分?自社専用テーマにするべきケースを解説
WordPressでホームページ制作を行う際、多くの企業が悩むのが、「既製テーマを使うべきか、それとも自社専用のテーマを作るべきか」という点です。
既製テーマと自社専用テーマ(オリジナル/オーダーメイド)では、制作費用に大きな差があるケースが多いため、慎重な判断が必要です。
また、費用だけではなく、デザイン性や機能面、運用のしやすさなどにも違いがあります。
重要なのは、「どちらが優れているか」ではなく、自社の目的や運用体制に合ったものを選ぶことです。
この記事では、既製テーマと自社専用テーマ、それぞれの特徴やどんなケースに向いているのかを解説していきます。
目次
WordPressの「既製テーマ(テンプレート)」とは?

既製テーマとは、あらかじめデザインやレイアウトが用意されているテーマのことです。
WordPressには、多数の既製テーマが提供されており、それらを使ってホームページを制作することができます。
テーマの中には、無料のものもあれば、有料のものもあります。
有料と無料の違いは、機能面やデザイン、サポートによる違いですが、無料テーマの中にも、高機能でデザイン性の優れたものもあります。
既製テーマは、テンプレートと呼ばれることもあります。
既製テーマを利用するメリット
既製テーマを利用するメリットは、
主に以下のような点です。
- 費用を抑えやすい
- 短期間で公開できる
- ある程度デザインが整っている
既製テーマは、0からデザインを作ったり、機能実装したりする必要がない分、工数(費用)を抑えられます。
また、工数を抑えられる分、比較的短期間で制作することができます。
既製テーマを利用するデメリット
デメリットとしては、
以下のような点です。
- 他社と似やすい
- カスタマイズに限界がある
- 不要な機能が多いケースもある
既製品(テンプレート)のため、どうしても同じテーマを利用している他社のホームページと似た見た目にはなってしまいます。
また、あらかじめ機能が設定されているため、追加で機能を付けたり、逆に、不要な機能を削ったりすることが難しいケースもあります。
自社専用テーマ(オリジナルテーマ)とは?

自社専用テーマ(オリジナルテーマ)とは、自社用に0からデザインや機能が作られたテーマのことです。
オリジナル(オーダーメイド)なので、世界に一つだけの唯一無二のホームページを作ることができます。
自社専用テーマ(オリジナルテーマ)のメリット
自社専用テーマを利用するメリットは、
主に以下のような点です。
- 自社に合わせて、見た目や機能を最適化できる
- ブランディングしやすい
- 不要な機能が少ない
- CV導線を設計しやすい
0から機能やデザインを作ることができるので、自由度が高く、他社と被らないホームページを作ることができます。
また、レイアウトなどにも制約が少ないので、CV(お問い合わせや購入)の導線設計がしやすいなど、ホームページを活用するうえでのメリットも大きいです。
自社専用テーマ(オリジナルテーマ)のデメリット
自由度が高い点がメリットですが、
デメリットもあります。
- 制作費用が高くなりやすい
- 制作期間が長い
- 制作会社への依存度が高くなるケースもある
既製テーマ(テンプレート)と比較して、制作費用が高くなりやすいです。
そして、0から制作する分、制作期間も長くなる傾向にあります。
また、あまり語られていないデメリットとして、0から制作する分、特定の制作会社への依存度が高くなるケースが発生する可能性もあります。
既製テーマで十分なケース
既製テーマ(テンプレート)は、デザインやレイアウトの制約が多いため、避けられるケースもありますが、状況によっては、自社専用テーマを作るよりも、非常に効率的な選択肢になり得ます。
とにかく早く公開したい場合
既製テーマが強いのは、公開までのスピードを大幅に短縮できる点です。
そのため、「まずは公開が優先」というようなケースの場合には、既製テーマを利用した方が良いケースも多いです。
そこまで複雑な機能が必要ない場合
複雑な機能や、独自性の高いデザインをそこまで重視していない場合には、既製テーマを利用するのが効率的です。
例えば、メインの集客がWebではなく、「会社情報を掲載して信頼性を高めたい」「まずはホームページを公開したい」といった目的の場合には、無理に自社専用テーマを制作する必要はありません。
既製テーマでも、必要十分な機能やデザインを備えているケースは多く、費用や制作期間を抑えながら公開できるというメリットがあります。
予算を抑えたい
制作予算を抑えたい場合には、
既製テーマの利用がおすすめです。
既製テーマを利用した制作の場合、制作会社に依頼するケースと、ご自身で制作するケースの2通りが考えられますが、どちらにしても、0から制作する場合と比較すると、費用をかなり抑えられます。
初期費用を抑えたい場合には、既製テーマを利用し、事業が軌道に乗ったタイミングで、改めて0から自社専用のテーマでホームページを作るのもありです。
自社専用テーマにするべきケース

予算が確保でき、かつオリジナル性の高いホームページを作りたい場合には、自社専用テーマ(オリジナルテーマ)を選択しましょう。
ブランディングを重視したい
専用テーマを0から作る場合には、デザインも自由に作れるケースが多いため、ブランディング構築や、自社の世界観を忠実に再現することができます。
そのため、ブランディングを重視している場合には、オーダーメイドでの制作を選びましょう。
独自機能が必要
自社専用テーマ(オリジナルテーマ)は、独自機能の実装という面でも優れています。
例えば、以下のような機能も、
既製テーマと比べて柔軟に実装できます。
- 会員機能
- 独自検索
- 管理画面の拡張(更新しやすいようにカスタマイズ)
長期的に運用・拡張していく予定
長期的に運用、拡張していく予定がある場合にも、自社専用テーマ(オリジナルテーマ)は優れています。
既製テーマの場合、あとから独自機能を追加しようとすると、テーマの構造や仕様の制約によって、カスタマイズが複雑になるケースがあります。
一方で、自社専用テーマの場合は、自社の運用や将来的な拡張を想定して設計できるため、比較的柔軟に機能追加や改善を行いやすいというメリットがあります。
例えば、
- LPを追加していく
- 会員機能を実装する
- 独自の検索機能を追加する
- 採用ページを強化する
といったケースでは、自社専用テーマの方が運用しやすい場合もあります。
「既製テーマ+カスタマイズ」という選択肢もある

ここまで、「既製テーマ(テンプレート)」か「自社専用テーマ(オリジナル)」かといった話をしてきましたが、「既製テーマ+カスタマイズ」という選択肢もあります。
- TOPだけ独自デザインにする
- CTA周りだけレイアウトを変更する
- 一部オリジナルブロック作成
既製テーマを改修するのは、テーマに対する知識やWordPressを編集するスキルが必要ですが、逆に言うと、それさえあれば、既製テーマであっても、ある程度柔軟にホームページを作ることが可能です。
とはいえ、あまりにもカスタマイズしすぎると、既製テーマを使用するメリットがなくなってしまうので、例えば、TOPページだけ独自デザインにする、CTA周りだけレイアウトを最適化するといったように、部分的にカスタマイズする方法が取られることが多いです。
まとめ
既製テーマ(テンプレート)、自社専用テーマ(オリジナルテーマ)には、それぞれメリット、デメリットがあります。
0からデザインや機能を作れることが大きなメリットですが、状況によっては、その自由さが、費用面や制作期間という面ではデメリットになることもあります。
大事なのは、自社にあった方法を選択することです。
バイテックでは、既製テーマを使ったホームページ制作はもちろん、0からのオーダーメイド制作も行っております。
また、制作だけではなく、「うちの場合はどっちが良いの?」といったご相談も、無料で承っております。ぜひお気軽にご相談ください。
