ホームページをリニューアルしたのに古いページが検索結果に出てくる原因と対処法
ホームページをリニューアル後、Googleなどで検索すると、なぜか古いページのタイトルやURLが検索結果に表示される。
「なぜリニューアルしたのに古いページが出てくるんだろう?」とお困りの方へ。
この記事では、ホームページをリニューアルした後も古いページが検索結果に表示される原因と、ケースごとの対処法について解説します。
リニューアル後の検索結果がなかなか切り替わらずお困りの方は、ぜひ参考にしてください。
目次
まずは「旧ページが残っている」のがどの状態かを確認する

古いホームページが検索に出てくるといっても、実際には
- 古いURLが表示されている
- タイトルだけ古い
- 削除したページが残っている
など、いくつかの状態があります。
原因によって対処法が異なるため、
まずは現在どの状態なのか確認してみましょう。
検索結果に古いURLが表示される

リニューアルにあたって、ドメイン名やURLを変更した場合には、検索結果に表示されるURLがリニューアル後のホームページのものか確認してみましょう。
この部分がリニューアル後のURLのものになっている場合には、少なくとも検索結果上のURLは新しいものに切り替わっています。
検索結果のタイトルや説明文だけ古い

URLの表示が問題ない場合でも、「タイトルや説明文だけが古い」という状態もありえます。
この場合は、URL自体は新しいものに切り替わっているものの、検索結果上のタイトルや説明文に古い情報が表示されている状態です。
検索結果から開くと古いページが表示される
検索結果に表示されたページをクリックした際に、リニューアル前のページが出てくるケースです。
古いページと新しいページがどちらも検索結果に表示される
リニューアル後のページは問題なく検索結果に表示されている。でも同時に、古いページも検索結果に表示されてしまっているケースです。
自分のブラウザだけ旧デザインが表示される
場合によっては、「なぜか自分のブラウザだけ古いページが表示されるんだけど」といったケースもあります。
このケースについても、後ほど解説していきます。
ホームページリニューアル後に古いページが検索結果に残る主な原因と対処法

ご自身のホームページの状態がどのような状態かを確認したら、次は原因について考えていきましょう。
301リダイレクトは設定済みだがGoogleの再クロール待ち
検索結果に古いURLが表示されている場合、まずはそのURLにアクセスしたとき、新しいページへリダイレクトされるか確認してみましょう。
新しいページへ正常にリダイレクトされるのであれば、Googleが変更を認識して検索結果に反映するまでの時間差が原因となっている可能性があります。
リダイレクトは、設定したからといって、検索結果までがすぐに変わるわけではありません。
検索結果に変化があるのは、検索エンジンのクローラーが対象のページを再クロールし、インデックス情報として更新した場合です。
そのため、301リダイレクトを設定してから、実際に検索結果が変わるまでには、多少の時間がかかります。
Google公式からも下記のような案内があります。
サイトの大幅な変更があった場合は、Google がサイトを再クロールしてインデックスに登録し直す間にランキングが変動することがあります。原則として、中規模のサイトでほとんどのページの移転がインデックスに反映されるのに数週間かかり、より大規模なサイトであればそれより長くかかります。Googlebot と Google のシステムが移転した URL を検出して処理する速度は主に URL の数とサーバーの速度によって異なります。
引用元:サイトを移転する方法
なお、 サーチコンソールの「URL検査ツール」などを使用することで、クローリングの速度を早められる可能性もあります。
サーチコンソール登録済みでしたらすぐに試せるので、一度実施し少し様子を見てみましょう。

サーチコンソールの左側のメニューにある「URL検査」をクリックし、インデックス状況を調査したいURLを入力します。
画面内に表示される「インデックス登録をリクエスト」をクリックすると、インデックス登録を申請することができます。
ただし、これはあくまでもお願いであって、強制力を持ったものではありません。
Google側のタイトル・説明文更新待ち
「検索結果のタイトルや説明文だけ古い」ケースの場合です。
まずは、新ページの<title>が正しく設定されているかを確認しましょう。
WordPressなどの管理画面だけではなく、実際に出力されているHTMLを確認することが重要です。
<title>新しいタイトル | 〇〇株式会社</title>
対象ページのHTMLソースを開き、上記のように正しい設定になっているかを確認しましょう。
問題がなければ、サーチコンソールの「URL検査ツール」を使用して、対象ページの状態を確認しましょう。
「301リダイレクトは設定済みだがGoogleの再クロール待ち」の箇所でも記載しましたが、「インデックス登録をリクエスト」によって、クロールを促すことができます。
ただ注意が必要なのは、検索エンジンは必ずしもホームページ管理者が設定した<title>をそのまま検索結果に表示するわけではない点です。
検索エンジンは、<title>タグの内容だけではなく、ページ内の見出しや目立つテキストなど、複数の情報をもとに検索結果のタイトルを自動的に生成することがあります。
また、説明文についても、meta descriptionが必ずしもそのまま表示されるわけではなく、検索内容に応じてページ内の文章から自動的に生成される場合があります。
リニューアル後も旧サイトが公開されたままになっている
「古いページと新しいページがどちらも検索結果に表示される」場合の原因と対処法です。
ホームページをリニューアルしたものの、古いページが別のURLでそのまま公開されているケースもあります。
例えば、
旧サイト:https://old.example.com/
新サイト:https://www.example.com/
のどちらにアクセスしても、それぞれのページが表示されるような状態です。
このとき旧ページが「200 OK」を返している場合、検索エンジンから見ても、そのURLにページが存在している状態です。
そのため、「リニューアルしたし、そのうちGoogleが新サイトに切り替えてくれるだろう」と待っているだけでは、いつまで経っても切り替わらない可能性もあります。
旧ページに対応する新しいページがある場合には、旧URLから新URLへ301や308などの永続的なリダイレクトを設定します。
なお、対応する新しいページがなく、旧ページを削除する場合には、404や410など適切なステータスを返すように設定します。
ドメイン名やURLを変更したが、リダイレクト設定をしていない
「検索結果から開くと古いページが表示される」場合の原因と対処法です。
ドメイン名やURLの変更を伴うリニューアルの場合には、一般的にはリダイレクトを設定します。
「301」や「308」は、URLが恒久的に移転したことを示すリダイレクトです。リニューアルでURLを変更した場合は、旧URLから対応する新URLへ永続的なリダイレクトを設定します。
人間目線では、古いページにアクセスすると新しいページに移動するといった処理になりますが、検索エンジンのクローラーはステータスを見ていて、「このページには301が設定されている。リダイレクト先のページと統合されたんだな」と判断します。
リニューアル時にリダイレクトを設定する際には、いくつかポイントがあります。
- リニューアル後のページに対応するものがあるページにリダイレクトを設定する
- 対応するページがないものは、「404」「410」を返すようにする(何でもリダイレクトを設定すれば良いわけではない)
- 何段階もリダイレクトしない(基本は1対1の直接的なリダイレクト)
また、Google公式の案内では、リダイレクト後にcanonicalの自己参照を設定をすることが推奨されています。
canonicalとは、内容の同じページが複数あった場合に、どのURLが正規(インデックスさせたいURLか)を指定する記述です。
WordPressやSEOプラグインなどによって自動的に設定されている場合もありますが、もし分からない場合は制作会社やエンジニアに確認しましょう。
canonicalの設定を間違えると検索結果に意図したページが表示されなくなることもあるので、扱いには十分注意しましょう。
また、ドメイン単位での変更の場合には、サーチコンソール上でアドレス変更ツールを使用した申請が可能です。
自分のブラウザだけ古い場合はキャッシュを確認する
ご自身の閲覧環境でだけ古いページが表示される場合には、キャッシュの影響を疑ってみる必要があります。
キャッシュは、一度閲覧した内容を保存しておき、次に閲覧する際に表示されるスピードを速めるものですが、時にはやっかいなこともあります。
基本的な対処法は下記です。
- スーパーリロード(ページの再読み込み)
- シークレットウィンドウで閲覧する
- 別端末を使用する
その他、CDN・サーバーキャッシュなどもありますが、少し専門的ですのでここでは割愛します。
検索結果が切り替わるまでどれくらいかかる?

具体的に何日くらいというのは決まっていません。
すぐに切り替わることもあれば、数週間切り替わらないこともあります。
ホームページの規模や、クロール頻度(ホームページによって異なる)によって変わりますので、まずはできることをしてから、少し様子を見ましょう。
急いで検索結果から消したい場合はSearch Consoleの削除ツールを検討する
一応サーチコンソールの機能の一つに「削除ツール」というものが存在します。
検索エンジンからの削除を希望するURLをピンポイントで申請できる機能です。
ただし、あくまでもこの機能は、緊急で検索結果への表示を一時的に止めるために使うもので、恒久的な削除方法ではありません。
旧URLを適切に処理しないと、再び検索結果に戻ってきてしまう可能性もあります。
新しいページがインデックスされる前に古いページを消してしまうと、新しいページどころか古いページすら検索結果に表示されなくなり、ユーザーが自社のホームページにたどり着けなくなってしまう可能性もあります。この点は注意が必要です。
まとめ:古いページが消えないときに確認すること

まずはどのような状態かを確認し、原因把握、原因に応じて対処していくことが大事です。
確認点をまとめます。
- 旧URLに301リダイレクトが設定されているか
- 転送先は適切な新URLか
- canonicalは自己参照設定になっているか(旧URLを向いていないか)
- XMLサイトマップに旧URLが残っていないか
- 新旧サイトが同時に公開された状態になっていないか
- 単なるブラウザキャッシュではないか
経験上は、301リダイレクトの設定に問題がなければ、あとは時間差的な問題(検索エンジンが再クロールするまでは変化しない)で、しばらく待てば変化が起きるケースが多いです。
ただ、そうじゃない場合には、いくら待っても変化しない可能性もあります。まずは原因を正しく見極めることが大事です。
バイテックでは、「新しく作ったページがインデックスされない」「リニューアルしたのに古いページが表示されてしまう」といったお悩みも解決しています。ぜひお気軽にご連絡ください。
